最近はスポーツ栄養学について勉強中の、よしたくです(^^)v
遂に参戦してきましたニセコクラシック!
雄大な北海道を走れるレース、年代別上位25%に入ると
ワールドチャンピオンシップの出場権ももらえるそうです。
ちなみに私のカテゴリーは19~34歳、コースは距離150㎞、獲得標高2609mです。
2023年はイギリスで開催だそうで、いつかは世界戦に参加したい(^^♪
<要約>
<リザルト:年代別21位>
時間にして3時間56分45秒(Top差5分23秒)
UCIメダルは欲しいけど、今年は家庭の都合で世界戦にも参加できないし、うーん…
先頭争いに加わりたいけれど、表彰台乗るぞ!とか明確な目標までは持たずに
臨んでしまいました(;^_^A
4月末のJBCF群馬戦を終えてから右膝に痛みが出るようになり、
5月中旬まで引きずるし…
意識した減量はしてはいないものの、体の調子は上向きだったので
ナチュラルフィジカルでの実力試しレースとなりました。
初めての北海道旅行、景色が奇麗なニセコで
レースも仲間との旅行も楽しめました(^^♪
<レース前>
レース前の1週間はしっかり休む…予定が仕事の繁忙と重なりワークTSSがえぐいことに
ニセコの休みを何とか予定通り取得すべく、鬼残業で乗り切った。
本番レースは18日(日)で17日(土)AM6:25の便でフライト
15日の出張を終え、23時前にディズニーランドホテルにチェックイン、
16日のヨメのハピバは毎年恒例のディズニーランド。
一日中周遊してクタクタだ…
TGIFRIDAYSのジャンキー飯でお祝い(おススメです!)
ディズニーで歩き回ってFRIDAYSでジャンキー飯
— よしたく (@yoshitaku1234) 2023年6月16日
ニセコクラシック前にこんなことしてるやついないやろ…😂
そして12時間後に北海道走ってるのとか想像つかん。まずは終電で空港入りして6:25の便に乗る、コレができればもうニセコはもう合格です💮 pic.twitter.com/7Pju9mp4k1
帰宅後は即風呂に入って終電で羽田空港に向かう。
第1.2ターミナル(国内線)で一夜を明かそうとしたが、
どうやら夜は閉鎖されるらしい。
近くにいた大学生に、第3ターミナルなら24時間営業という情報を聞き、
巡行バスで第3ターミナルへ。
寝床の椅子取り合戦だ。今夜の宿は羽田空港の椅子だ。4時間弱も寝れればOK
翌朝?5時に起床し無事に早朝の便に乗ることが出来た。
第一関門をクリアすることが出来た。
宿からレンタカーまですべて手配いただいた、世界の北野キャプテンと合流して、
空港のはなまるうどんで朝食。
んでレンタカーでニセコを目指す!!(アテンドありがとうございます!)
まっすぐ森〜!
通常、ニセコは途中の支笏湖を南側から回るが、「今回は北側から回ろう!」
ということで北野キャプテンの初ルート。
絶景だった!!
少年の様にハイになり、キャッキャはしゃぎながら景色を楽しむ。
あまりの景色に眠気も吹き飛んだ
喜んだのもつかの間。北側のルートではニセコにたどり着けないことが分かった…
落石で湖周回ルートが通行止めだ。
2度目の絶景は新鮮味もなく無言のまま来た道をまた30分引き換えす。
正規ルートの途中で見かけた牧場でアイスクリーム🍦
店主がマッチョすぎた。「チーズ作りでこうなりました」ってマジですか。
チーズってマッチョ生産するんや…
ただ朝からちょっと食べ過ぎて気持ち悪くなってきた。
先輩「昼食はセイコーマート(通称:セコマ)でいいか!」
自分「はい!」 (セコマパスタを少々食べればちょうどよいか…)
とか思っていたらよさげなご飯所によることに。
Oh、揚げ物系しかない…
ゲン担ぎにもならないがソースカツ丼を食べた。うますぎて感動。
ぺろりと食べれて元気が出た。
程なくして宿にチェックイン👇
エントランスが豪華なリゾートホテルだった。
一通りはしゃいだ後は、部屋でレース前日の準備、荷ほどきをして、
サイクルフリーダムの高山さんと合流し、ドライブがてら車で試走してコース確認。
その日の夕飯はセコマ弁当やセコマパスタでカーボローディング!!
9時頃には布団に入り、翌日のレース当日へ…
ガンバルンバ!
<レース内容>
・機材
バイク:スペシャライズド S-WORKS Tarmac SL6(リムモデル)
コンポ:アルテグラ機械式8000(スプロケ&チェーンはデュラエース)
ホイール:roval clx 64
タイヤ:Continental Grand Prix 5000(F:6.0bar R:6.0bar)
ウェア:sunvolt(サンボルト)PRO セパレートワンピース
・補給
ポカリ500ml
水500ml(補給で+500ml)
羊羹×2個
マルトデキストリン65g
塩ジェル×1
①スタート~序盤
3時半には起床し、小さめの切り餅6個とヨーグルト、オートミールを少々。
温泉で体をあたためる。
レース会場まではレンタカーで移動、会場横に駐車場があるので助かる。
最高の天気の中、羊蹄山とパシャリ📷
朝から腸が仕事していない。
レーススタート15分前にやっとトイレ欲が…トイレの長蛇列に並んでいたら、
選手たちは整列に移動しだした。ひじょーに焦った…
ホント開始ギリギリに最後尾に並んでスタートを迎えられた。
ちなみにコースはこんな感じ👇
すがすがしい朝日の中、ニセコをスタート。
ぎちぎちの集団でなかなか前に上がれない。一緒に最後尾に並んだ先輩はうまく最前列まで上がっている。
結構距離走ってからダラっと上った坂でリアルスタート
先頭には出ないけど前目に位置して序盤のアップダウンをこなす。
序盤ということもあり、特に集団のペースは上がらない。
20㎞地点に急坂が控えていると聞いていた
ストレートに続く坂で、みるみる速度が上がる。
終点は緩いS字に直角コーナーが控える。
しっかりコースはサイコンに読み込ませ、攻めるところ、攻めないところをリアルタイムで確認しながら走っていたので、心の準備はできている。
直角コーナーで右にいた外国人選手が曲がり切れずに草地に突っ込んでいく!!WOW
で、自分の前にいた選手がそれをよそ見してハスったらしく横転するように落車
バイクが目の前に道をふさぐ形で飛んできたが、後輪にタッチしながらもギリギリ回避
後ろの選手からは「神回避!」と称賛される
コーナー立ち上がりは短い登坂、前集団がペースを上げ、遅れてしまった分は
足を使うも合流。
次に控えるパノラマラインの登りまでは集団は少々緩む
この辺りで羊羹を1つ消費
②ニセコパノラマライン…開始35㎞
35㎞地点から10㎞程は登るパノラマラインで残れるかなぁ,,,という感じだったけど、
集団で走れば問題ない程度。感覚値4.2倍前後を維持。
今年は例年より遅いようで、集団は大きいまま。
例年ペースでもFTP4.5倍弱あれば千切れずに走れるのでは?
この集団有利な長距離クライムをしんの君(イナーメ)、石井選手(アーティファクトレーシング)、佐久間さん(湾岸サイクリングユナイテッド)は逃げや山岳賞を狙いに動いていたのでスゴイ。
そしてスピードがかなり出る、長い下り
コーナーを上手く処理しながら、下りでほぼケツから先頭まで安全にポジションを上げる。改めてラインレースでコース把握は超重要と再確認!
(当日レース直前でサイコンに読み込ませられました…(笑))
8分平均時速も62.2㎞/hだそうです(笑)
③平坦区間…開始70㎞
平坦入って早々に逃げていた石井選手たちをキャッチ。
また、この辺りで第一補給ポイント
予定通り500mlのボトルは飲み終えて交換
(福島で一緒に練習してた仲間が昔くれたオレンジのボトル!今までありがとう✨)
集団は遅すぎるくらいに緩む。35㎞/hも出てないんじゃないか?
普通に走っているだけで飛び出してしまうし、どうしたらよいの状態(笑)
トイレタイムも発生しているし…
雰囲気がよくわからないので、チャリダーのカメラにアピールしたり和やかに走ってた➡チャリダーチェックしてね♪
もう行っちゃおうかなぁ,,,という時にモトバイクから、前方で85㎞カテで大きな落車があったことを知らされ、ペースを落とすようにアナウンス。
一旦レースはニュートラル状態。
落車地点を越えて蘭越の日本海に近い平坦区間。徐々にレースムードが蘇る。
マークしていた、ぱやお選手(TRYCLE.inc)が一人抜け出し、それに序盤から活発に動いていた逃げ屋のいつき君(ロードレース男子部)含む4人位がジョインした。
これはヤバい!と思い、
集団の様子をうかがった後、自分も単騎でブリッジを仕掛ける。
飛び乗るならすぐに反応すべきだった。優柔不断がここにも出た。
結構距離が開いてしまっていたが、1名を引き連れながらブリッジには成功する。
後方の集団もペースを上げ、海沿いにタッチする頃には縦伸びした1つの集団に。
海沿いはやはり横風が強い。自分の先頭ローテではスピードが出ない。
ここで2名程がアタック
オレンジのジャージぱやお選手、さっきアタックしたばかりなのに、
ここでも行くのか⁉
と思ったが、後から聞いたら、自分がブリッジしに行った方は別の方だったようだ。
いつき君もブリッジし、強力な選手6名程の逃げ形成
追い風もあり、力強くローテする逃げはみるみる小さく…
ゴールまで70㎞近く逃げれないだろう、という集団心理。
「誰かが集団のペースを上げてくれる」これはいつものパターンだ、逃げ切られる。自分の力ではどうすることもできない。
逃げている人には悪いが、強力な選手が力尽きてくれる可能性にかけるだけ。
④新区間…開始90㎞
追い風の平坦ポイントを抜け、2022年からの新区間
3分程度の登り基調であるが、6倍は出しているか?
ちょっとしたセレクションがかかる。
越えてからは平坦の直線と直角コーナーが続く。
前を追うわけでもなく、かといって変なところでペースの上がる集団。
序盤から積極的に逃げを作ろうとしてた去年の優勝者、石井選手の隣にいたが、
有力な逃げに乗れなかったことと、他力本願でペースが上がらない集団に苛立ちが隠せない様子だった。
徐々にゴールまでの距離が短くなっていく。
どれぐらいならキャッチできる、キャッチできないというのが、わかる人にはわかるのだろう…
もうすぐ、小さいが登りを控えている。
後方にいるとインターバルがキツイのもあり、前に上がっておいた。
なんてことない登りに入ってすぐ、少々後方で落車が起きた。
ダンシングなどでハスッたか、集中力が落ちてきているのだろう。
大勝負の新見の登りに備えて、2RANと180mlのフラスクも飲み干し、
カフェイン錠剤を舌下に仕込んで集中力を上げた。
⑤新見の登り(3段坂の1段目)…開始115㎞
登りに備えてポジション争いが厳しくなるが、集団の20番手程で登りに突入。
序盤は急でキツイ
ペースの上がる先頭集団の後方で踏み続ける。
(このままのペースであればギリ持つぞ…)
登って5分弱、更にペースが上がりマジキツ!
先頭からは落ち、第2パックに喰いつく
マスターズ表彰台に上った山本選手(静岡BONDS)、石橋選手(湾岸サイクリングユナイテッド)もいる。何とかしがみつきたい。
第1パックはどこかで緩むだろうし、ジョインの可能性はある!
ところが、ここに石井選手が上がってきて第2パックもペースアップ
チーン…オワッタ!!\(^o^)/
みんな置いて行かないで…
一緒に千切れた同カテのルーク選手と2人旅。
往路重複区間のコーナーに差し掛かる前にレジェンド高岡選手(RX)が上がってきた。
(後から得た情報だがバッドコンディションだったらしい)
高岡選手と走れれば後方集団には追い付かれないし、もしかしたら前にもジョインできるかもという可能性にかける。
高岡選手、同カテのルーク選手、自分、別カテ2名の5人程のパックで無言の協調体制?
1ファンとしてレジェンドと一緒に走れていることにソワソワするも足はぴくぴくだ…
(まだご挨拶したことない、レース後もそのタイミングを逃してしまった…(;^_^A)
で、85㎞のKOM地点は地味にペースが上がり千切れそうだが何とか耐えた。
⑥黄金温泉(3段坂の2段目)…開始135㎞
最後の補給ポイントがある。自分は不要だが皆が受け取るのを待つ。
黄金温泉の長めの登りはペースを緩めないよう高岡選手と交互に引いて登った。
パックは4人に数を減らしたが、黄金温泉登り切りの勾配が上がる区間で高岡選手がダンシングでペースアップ。
パックは2名に更に数を減らす。
自分?
千切れた方の2名です。
農道の下り区間を千切れた方と気合でローテして下り切り直角コーナーで
首の皮一枚、何とかジョイン。
ほんで、なんでここにこんな坂!
セグメントは「クラシックキラー」と言うらしいです。
勾配8%位2分弱
高岡選手とルーク選手にここでしっかり切り離されました。
ここで見つけたのはKOMを競り勝った好青年のしんの君。
「ペースで行きましょう!」と心強い
どうやら水も切らして先頭パックから落ちてしまったようだ。
予想以上に天気が良くて気温も高いから無理もない。
水を分け与えゴールに向けて農道を走る。
カーブを抜けて、北海道特有のストレートで長い坂。
遮蔽物もなく、空まで続いていきそうだ。
後ろのしんの君から「マジかぁぁ…」というか細い声が上がった。
しばらくして振り返るといなくなっていた…(笑)
JPTヒルクライム3位入賞者のハートも砕くニセコクラシック、恐るべし…
北の大地は舐めたらアカンぜよ…
⑦ラスト…開始145㎞
ラスト5㎞少々、ホントの1人旅になる。
ゴールまで登り基調、気を緩めなければ後方の集団からも逃げ切れる
残り2㎞程だろうか。良い勢いでイナーメの松井さんが飛んできた。
チームメンバーと走れるのはうれしいが、後続も迫っている証拠。
後方を確認すると20秒程後ろに大きな塊が迫っていた。
気合を入れて踏みなおし、残り1㎞ニセコのリゾートホテル街に。
残り500m最後のコーナー
曲がってすぐに早がけしたけど、すぐに踏めなくなり松井さんを見送る。
後方からは逃げ切りを確信した後にゴール
先頭集団には全く歯が立たなかったけど出しきれたと思う。
(1人旅になってからは距離を消化するだけになってしまい緊張が切れていたが)
新見の登りで足が限界値を越えたのだろう。
5月中旬に治まった右膝の痛みも出ているし、両腿の筋肉の痛みもひどい
レース後は選手たちと健闘を称えあう。
何とかUCIのメダルはもらえた。
(いつも稽古&アドバイスありがとうございます😊)
19-34歳のカテゴリーは激戦区で27人までがメダルをもらえる。
自分は21位とギリギリ。油断したら獲得できなかったと思う。
メダル受け取りの時間までは北野先輩とカフェをハシゴしてニセコのリゾート街を満喫!
👇ハンバーガーを食べようとしたら違うメニューを頼んでしまったので、次こそは!
胃も休まぬうちに、落ち着いたカフェでプリンを…
そして夜は、北野キャプテン、荒瀧さん(35~40歳カテ3位入賞おめでとうございます!)と豪華にディナーで打ち上げしました(^^♪
羊蹄山を背に、生演奏もあるオシャレなレストラン
皆さんお疲れ様でした(^^)v✨
<雑記>
レース翌日は札幌~小樽ライド!
荒瀧さんの要望で小樽で海鮮丼!のはずがコースが想像以上にキツく、
海鮮丼食べる暇なくトレーニングライドに!(笑)
2人に引かれる朝里峠はレースのパノラマラインの比じゃない位キツカッタ…
お土産はロイズのチョコレート工場でチョコを購入配送!
帰りのフライト時間に追われて最後はゆっくりはできませんでしたが、
素敵なレース旅行になりました(^^)v
皆さんありがとうございました!!
気軽にフォローしてくれたらうれしいです
(^▽^)/{ではでは…
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